観光地として有名な伊豆半島にある天城山。天城山という名称は連山の総称であり、最高峰は万三郎岳なので、今回は万三郎岳に登ってきました。道は登山というよりハイキングくらいなため、縦走で行ける万二郎岳にも足を運び、周回コースを歩いています。
・ハイカー専用駐車場が登山口&下山口
・万二郎岳から万三郎岳へ縦走するコース
・雪はほぼないが、日陰部分は凍っていて転倒注意
ルート基本情報
行程
日帰り 3時間01分 8.8㎞ 登り725m 下り725m 山頂まで95分
ハイカー専用駐車場【出発地】~万二郎岳~万三郎岳~ハイカー専用駐車場【到着地】
ルート地図及び情報
下記をクリックするとYAMAPで地図や活動時間などの詳細な情報が見られます。
天城山を周回する【百名山八十二座目】 / bataoさんの天城山・万二郎岳(天城山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
ルート詳細情報
ハイカー専用駐車場
登山口の駐車場はゴルフ場の手前にあります。
きれいに整備されていて、トイレもありますが冬季は閉鎖されています。冬の間は隣のゴルフ場にあるトイレを利用できますが、綺麗な靴で一声かけて利用してほしいとのこと。
駐車場から道路挟んだところに登山口があります。
少し歩くと四辻という分岐点があります。ここで万二郎岳へ登る道か、万三郎岳へ行くトラバース道を選択できます。今回はまず万二郎岳へ向かいます。
万二郎岳
厳冬期だけあって雪は多少残っていますが、太平洋側の低山なのであってないようなものです。
ちょっと登る万二郎岳に到着。木々に囲まれていてあまり展望はないです。
隙間から若干太平洋が見える程度。
次は天城山の最高峰、万三郎岳へそのまま向かいます。
万二郎岳からは一旦下り道に。
道の途中で万三郎岳やその先の山脈まで見渡せる場所がありました。
振り返れば万二郎岳も眺めることができます。
馬の背に到着。登山での馬の背というと細尾根のイメージがありますが、今回特にそんなことはありませんでした。
馬の背からはゴルフコースの全体像が分かります。芝生は冬枯れして真っ白なコースに。
万三郎岳
道中にあるアセビのトンネルはファンタジーな雰囲気を醸し出していて、この先に何か出てきそうな感じを受けます。ここを過ぎるとまた下り道になります。
人が多く通るからか、道は結構カチャカチャになっています。
雪がちらほら見え、急な坂になってきたら山頂はもうすぐです。
そして天城山の最高峰万三郎岳に到着。
山頂は標高が高いこともあり、雪が残っています。景色は万二郎岳と同じく木々に囲まれていて、展望がほとんどありません。ここからは登ってきた道とは別の道で下山していきます。
北側斜面の日陰部分は雪がかなり残っています。気を付けていないと転びそうになります。
縦走路は八丁池へつながる道がありますが、今回は下山してゴルフ場へ向かいます。
日陰部分はやはり雪が。丸太のところはさらに滑りやすくなっています。チェーンスパイクは無くても歩けますが、不安に感じたら装着したほうが安全です。
ちょうど木々の間から富士山が見えました。ずっと見えないままかなと思っていたので安堵しました。
涸沢分岐点とありますが、道が分かれていません。昔道があった名残かな?
片側斜面のトラバース道が続きます。切れ落ちたところではないですが、雪で滑っていかないよう慎重に歩いていきます。
途中梯子やロープがありますが、そこまで難しいところではないです。
淡々と歩いていけばもとの登山口に到着。これで今回の山行は終わりです。
この登山を振り返って
今回のルートは総距離約9㎞、標高差約700mとかなりお手軽な道です。難所と言う難所もなく、割と観光気分で歩ける道でした。その代わり展望はあまりなかったのが残念ポイント。
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