広河原から雪の恵那山を登る【百名山八十一座目】

登山
登山百名山

どことなく地味なイメージがある恵那山。それは山頂からの景色があまりないことや、日本アルプスから少し離れた位置にあるからかも。そんな恵那山は冬季でも登れる山です。冬季に登れる山は貴重な経験となるので、冬の時期に登ってきました。

・広河原が登山口&下山口
・冬季は林道車両通行禁止のため駐車場は青木屋の臨時駐車場
・山頂からの展望はないが途中に展望箇所あり

ルート基本情報

行程

日帰り 6時間07分 16.4㎞ 登り1,455m 下り1,454m 山頂まで205分

青木屋臨時駐車場【出発地】~広河原登山口~恵那山~広河原登山口~青木屋臨時駐車場【到着地】

ルート地図及び情報

下記をクリックするとYAMAP地図活動時間などの詳細な情報が見られます。

雪の恵那山を登る【百名山八十一座目】 / bataoさんの恵那山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

ルート詳細情報

青木屋臨時駐車場

冬季は広河原までの林道が閉鎖されているため、登山者用の冬季限定駐車場が設けられています。場所は青木屋という釣り堀・飲食店の駐車場で看板が設置されています。

夏に行ける広河原の駐車場へはかなり林道を歩いていくことになり、距離は約2㎞あります。

雪はそこまで残っていませんが、気温は氷点下で水道管から漏れ出た水でつららが形成されています。

林道を歩いていくと広い場所に到着。ここが夏季駐車場です。トイレが設置されていますが冬季は利用できません

駐車場から山を登る登山道ではなく、さらに奥の道路を歩いていきます。

広河原登山口

雪があったりなかったりですが、雪解け水が凍結してつるつるな状態に。ブラックアイスバーンとなっているので、滑らないように雪を踏んでいきます。

歩き続けると恵那山への登山道へ行く道があるので下りていきます。

川を渡ることになりますが、簡易的な橋が設置されてます。木の板を滑って川に落ちないように慎重に渡ります。

川を渡ると本格的な登りに。道は細いですが、トレースで足場はしっかりしています。

標識には山頂までの距離と全体の何割進んだかが表示されているので、ペース配分の参考になります。斜面は急ですが、ジグザグ道なため道自体はそこまで急な坂ではないです。

恵那山

林の道が続きます。天気が良かったので陽の光がさして暖かくなってきます。

登っていくと開けた場所に。山頂は展望がないので、このルート唯一の展望箇所です。南アルプスの山容を拝めたり、

御嶽山や中央アルプスを眺望できます。この場所を過ぎるとあとは木々に囲まれた道になるので、しっかり目に焼き付けておきます。

あとは山頂まで林の中をお散歩。展望箇所を過ぎれば緩やかな道になります。

恵那山山頂に到着です。木々に囲まれた場所なので展望はありません。

展望台もありますが、残念ながら眺めは良くないです。

近くには恵那神社の本社がどんと設置されています。さらに奥へ進んでいけば山頂小屋がありますが、今回は山頂で引き返します。

広河原の駐車場にある看板の裏側には温泉割引情報が。ホームページを見せると野熊の庄「月川」の日帰り入浴が800円から700円に割引されます。これで今回の山行は終わりです。

この登山を振り返って

往復距離が16㎞と長く感じますが、実際半分の約8㎞は林道歩きとなっています。スタート地点から標高が900mと高いだけあって気温は氷点下ですが、雪質はさらさらで気持ちよく歩けます。さすがに昼近くになるとべちょべちょになり踏み抜きなどが起こりますが。

登山道としては難しいところがなく、基本林の中を歩きますが、南アルプスなどを眺望できるポイントもあり、冬山として登りがいのある山です。特別急斜面はありませんが、念のためアイゼンやピッケルは必要でしょう。

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