見返峠からドラゴンアイや八幡沼などの八幡平を巡る【百名山十九座目】

登山
登山百名山

名称に「平」とあるとおり、山頂付近は湿地帯の平らな高原が広がっている八幡平。冬の季節には広大な雪原であることでも有名です。登った時期がちょうど6月上旬だったため、観光名所として有名な「ドラゴンアイ」を一目見る観光客で溢れていました。

登山口から山頂までかなり短いため、岩手山を登った後にそのままの流れでお昼ごろ登った記録になります。

・見返峠がスタート&ゴール
・ガマ沼、八幡沼を巡る周回コース
・勾配はほとんどない
・観光名所ドラゴンアイ目当ての観光客がほとんど

2022年6月に行ってきた写真と登山データを掲載しています。
最新の登山道情報は自治体等でご確認ください。

ルート基本情報

行程

日帰り 1時間15分 4.6㎞ 登り146m 下り144m 山頂まで25分

見返峠【出発地】~ドラゴンアイ~八幡平~八幡沼~見返峠【到着地】

ルート地図及び情報

下記をクリックするとYAMAP地図活動時間などの詳細な情報が見られます。

観光地の八幡平を登る【百名山十九座目】 / bataoさんの八幡平の活動データ | YAMAP / ヤマップ

ルート詳細情報

見返峠

八幡平アスピーテラインを利用し見返峠まで登っていきます。見返峠には有料の展望駐車場と、その少し下に位置する無料駐車場があります。平日でしたが、無料駐車場は混んでいました。

有料駐車場は普通自動車だと1日500円です。有料駐車場に公共トイレが設置されています。

峠がちょうど岩手県と秋田県の県境となっており、境目付近から八幡平への入口があります。

ドラゴンアイ

まずは石畳の床を緩やかに登っていきます。

途中分岐があり、ドラゴンアイへ向かう道があるのでそちらに進みます。

この時期はまだ雪が残っています。登山靴の方はあまりおらず、長靴を履いている方が多い印象です。

鏡沼、もといドラゴンアイに到着です。雪解けによりようやく姿を現してきたというところでしょうか。

少し上の場所まで行くと全景を眺めることができます。

ドラゴンアイ付近は人が多いため、山頂へすぐに足を進めます。距離にして300mしかないため、すぐに到着します。

八幡平

山頂への道はまだ雪で覆われていますが、迷わないようにロープや旗が設置されています。

蒸の湯登山口への分岐点です。足跡があまりないので登山者は少なそうです。

ぼーっと歩いているうちに山頂へ到着です。こちらには展望台が設置されています。

展望台からの眺めです。思ったより見通しがよくありませんでした。

山頂に到着しましたが、来た道は戻らず、八幡沼方面へ進みます。ここも広い雪原になっています。

まずはガマ沼です。名前からしてガマガエルが生息していそうですが、そうではないようです。

次は最も大きな沼の八幡沼です。周辺には湿原が広がっています。

八幡沼のほとりには避難小屋の陸雲荘が建てられています。風貌は避暑地のペンションのようです。

陸雲荘を迂回すると湿原地帯の木道歩きになります。この湿原は水を透さない火山灰があり、その上に雪解け水が常にあるため、湿地植物が生えているとのことです。

雪解け水によって湿地帯に川が流れているようです。

池塘が点在しています。

これ以上行くと源太森に行くため、見返峠へ戻る道に行きます。

モウセンゴケがあるみたいですが、全く見つけられませんでした。

最後に八幡沼を拝んで駐車場へ。

展望台がありますが、山々の峰がちょうど雲に隠れてしまっています。

展望台付近にはトイレがあります。

東北の山並みが紹介されていますが、残念ながらほとんどみえません。

最後に登ってきた石畳を下ります。団体さんがいたのかやたらと混雑していました。また、登山ではあまり見かけない光景であるマスク姿も目立ちました。

道路の向こう側に行くための地下通路があります。向こうの建物は案内所やサービスセンターとなっています。

無料の駐車場は時間がお昼過ぎのためか、人が少なくなっていました。

この登山を振り返って

岩手山を登った後に行ったため、行動がお昼の時間帯になってしまいました。距離が短くすぐに周ることができることは調べていましたが、こんなに観光客でいっぱいとは思いませんでした。確かに見返峠周辺でしたら、登山用の道具も服装も、飲食料も必要なく登ることができるので、観光地化して当然だと思います。

冬の季節にはスノーモンスターが見られ、広大な湿原が雪原に代わるため、冬にも来てみたい山です。

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