※2018年9月に行ってきました
登山に楽しみを見出していたころ、連休はどの山にしようかと悩んでいた。天気予報をみると近場は天候が不安定で行く気がしなかったので、晴れ予報である四国の山に行くことにした。四国の中での山を選ぶときに参考にしたのは、有名な日本百名山だ。ということで、四国に2つある百名山の石鎚山と剣山へ2泊3日で行ってきた。
白猪谷オートキャンプ場
- 料金:無料
- 施設:トイレ・炊事場
- 備考:使用する際は、いの町産業建設課へTEL(088-869-2115)
北陸からだと四国には半日以上かかる。そのため前泊する必要があり、登山口の近くのキャンプ場を探してみると白猪谷オートキャンプ場が近い。ここに決めた。
吉野川を遡っていく県道40号線から行ってみたが、途中からはすれ違うこともできない山道。険道と呼ばれるほどではないのだろうが、神経が磨り減る。まだかまだかと走っていると、ようやく到着した。
キャンプサイトは2段あり、もう一つ上は先客がいたので下に止めた。ここまで来る人がいたことに驚きだ。雨が降っていたが水はけは悪くなかった。テントを設営し周辺を散策してみると
美しい…ちょうど吉野川と名野川が合流する地点だ。川が綺麗なエメラルドグリーンとなっている。
ある程度散策した後は、次の日の石鎚山に向けて就寝。この時は外で寝るという環境に慣れておらず、あまり眠れなかった。
石鎚山
夜明け前ぐらいに出発し、土小屋へ到着。そう、今更だが今回の登山ルートは土小屋ルートだ。ロープウェイを使用した成就ルートではない。ロープウェイ代をケチったわけではない。時間に縛られたくなかっただけなのだ。ということで土小屋から登山を始める。
パラパラ雨が降っていたからか足元が悪い。途中の木道がすべるすべる。森を抜けると成就ルートと合流する。そこからは有名な鎖場だ。土小屋ルートだと二の鎖からになる。鎖が上から垂れさがっており、普通の鎖場と違うのは鎖に足を引っかける箇所があることだ。初めての鎖場でもあり、かなり緊張した。何ならちょっと高所恐怖症が入っているので”落ちたら死ぬな”とずっと思っていた。三の鎖を突破したときには思わず声が出た。ちなみに鎖場は迂回できます(下山時は迂回した)。近くに人がいたっぽいので恥ずかしかった。石鎚神社に到着しピークハント!
と思いきやここは弥山(標高1,974m)という山で最高峰は天狗岳(標高1,982m)ということ。
ここから先は両側切り立った崖のようなところを歩いていくため、高度感がある。ただ、足元は安定しているため、ゆっくり進めば大丈夫。
無事到着。南尖峰へは時間の関係もあるしやめました。ピークハントしたのでそそくさと下山。次は剣山へ行くため奥祖谷二重かずら橋キャンプ場を目指す。
奥祖谷二重かずら橋キャンプ場
- 料金:860円(渡橋料金大人1名550円+キャンプ料金310円)
- 施設:炊事棟、東屋、トイレ
土小屋まで下山すると、来たときは駐車場に車はほとんどなかったが今は多くの車が止まっていた。登山者やUFOラインにドライブしに来た人たちかな?石鎚山をあとにし石鎚スカイラインで下っていく。ここも景色が良い。松山まで北上しそこから高速道路を進めるだけ進む。そこからはまた離合不可な山道を進んでいく。有名なかずら橋を見ることもなくさらに奥へと走ったら、奥祖谷二重かずら橋に到着。長かった・・・
キャンプ場へは駐車場から離れているだけではなく、かなり下っていくため、大荷物を持っていく場合はそれなりの覚悟を。人もまばらで落ち着いた場所でした。人力ロープウェイの野猿は子どもたちが使っていたので、大の大人が1人で使う勇気がなかった。
剣山
暗い山道を走るのはスリルがありすぎる。ガードレールも所々ないし落ちたら終わりですな。夜明けぐらいに駐車場に到着したため数台しか停まっていなかった。そのくらいの時間なので、当然ロープウェイは営業していないため、登山口からとぼとぼ歩いていく。
とはいっても1時間くらいで頂上に到着。ロープウェイ使ったら散歩みたいなもの。
時間があれば縦走したり色んなルートがあるので行ってみたかったが、帰宅時間を考慮するとそのまま下山。
感想
ということで2泊3日の四国にある百名山巡りでした。ものすごく駆け足だったため、十分時間があれば色々なところに行けたので残念だなと。観光名所とかすっ飛ばしてきたのでほんとに百名山を登りに行っただけというね。
四国は手つかずの自然が残されている、というか触れない自然がたくさんあるので、アウトドアにはもってこいの場所だった。ただ、その分山道が延々と続くので、車の運転が苦手な方や好きではない方はご注意を。
コメント