螺旋を描く本州最南端百名山の開聞岳を登る【百名山四座目】

登山
登山百名山

百名山の中では、本州の最南端に位置している開聞岳。しかも薩摩半島の南端にあり、その山容は富士山以上に形が整っている円錐型で、だれが見ても一目でわかります。標高は1,000mに満たず、登山道も一本だけですが螺旋状となっているなど個性的な山を登りました。

・登山道は螺旋状の一本道
・視界が開ければ四方の景色が眺望でき、屋久島等も見える

2022年4月に行ってきた写真と登山データを掲載しています。
最新の登山道情報は自治体等でご確認ください。

ルート基本情報

行程

日帰り 8.1㎞ 3時間09分 登り914m 下り914m 山頂まで105分

かいもん山麓ふれあい公園駐車場~開聞岳~かいもん山麓ふれあい公園駐車場

ルート地図及び情報

下記をクリックするとYAMAP地図活動時間などの詳細な情報が見られます。

本州最南端の秀麗な開聞岳に登る【百名山四座目】 / bataoさんの開聞岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

ルート詳細情報

かいもん山麓ふれあい公園駐車場

かいもん山麓ふれあい公園の駐車場です。この公園はキャンプ場やパターゴルフ場、ゴーカートなどがあり、登山者以外の方も利用されています。ここからすでに開聞岳の全容が露わになっています。

公園の管理棟があり、こちらで登山届を提出します。キャンプ場やログハウスがあるためか、24時間のトイレが管理棟の裏側にあり、コインランドリーも設置されています。

まずは公園内を進んでいくことになりますが、登山道の標識があるのでこれに沿って歩んでいきます。

芝生を歩き、舗装された道路をしばらく進むと登山口に到着します。ここからは舗装されていない登山道となります。

開聞岳

最初のうちは登山道が狭いですが、傾斜が緩やかです。また、「〇合目」という標識があるので、山頂までの距離の目印になります。

五合目は視界が開けた展望デッキになっており、薩摩半島や錦江湾を眺めるポイントになっています。

徐々に傾斜が強くなり、石が多くなってきます。7.1合目は南側の海を眺めるポイントとなっており、天気が良ければ硫黄島や遠くの屋久島など大隅諸島が望めます。

7合目を過ぎたところに、昔山伏たちが修行のために使われたという洞窟の仙人洞があります。

9合目を過ぎた所には薩摩半島の西側を眺望できるポイントにがあります。

9合目から山頂までは梯子やロープなどが設置してあります。ただ、そこまで危険な個所はなく距離も短いです。

9合目からの岩場を過ぎればすぐに山頂です。山頂には標識や皇太子殿下(現天皇陛下)登山記念碑があります。

山頂からは主に大隅半島がよくみえ、眼下には池田湖が目立ちます。左奥には霞んでいますが、桜島を望むことができます。

南側は残念ながら眺望がよくありません。

登山道は一本道なので、来た道をそのまま下っていきます。下山用の案内標識もちらほら見かけます。

下山時には芝生でパークゴルフを楽しむ人がおり、邪魔にならないよう歩いた行きます。休日で天候も良かったため、駐車場は多くの車が並んでおり、公園利用者が多くいました。

この登山を振り返って

標高は低いですが、多くの人の目を引く秀麗な山です。登山道も螺旋状の一本道となっているため、非常に個性のある山だと思いました。駅から近く、また車でのアクセスも良いので多くの人に登られるため、登山道も整備されているように感じました。

心残りとしては、屋久島を見ることができなかったことです。天候は悪くなかったのですが、遠くの場所は霞んでいたため、空気が透き通ったときに登りに来たいです。

下山後の温泉【開門温泉】

地域の人々が利用する昔ながらの温泉です。下記に温泉の情報をまとめていますので是非ご覧ください。

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