青森市にある国民保養温泉地「酸ヶ湯」歴史ある大きな混浴風呂!

車中泊
車中泊

江戸時代からの歴史ある温泉地である酸ヶ湯。仕留めそこなった鹿が、数日後には元気に走り回り逃げられてしまう。付近を捜索すると温泉があり、その温泉こそが酸ヶ湯だった。名前の由来は、鹿の湯から変化したと考えられています。

今回は八甲田山の登山口であったため、下山後に入浴してきました。

✔温泉は大きな混浴風呂「千人風呂」と、男女別のシャワーが設置されている「玉の湯」の2つある
✔日帰り入浴料金にはバスタオルとフェイスタオルが付属し、ソフトクリームの割引券が付いている
✔宿泊施設でもあるため、施設内が広い

アクセス

青森市の国道103号線、八甲田・十和田ゴールドライン沿いに位置しています。八甲田山の登山口であり、標高は890mのため、夏でも30度以上になることはない場所です。アクセス方法としては自動車だけとなりますので、マイカーやタクシー、また青森駅などからバスが出ています。

駐車場は建物前と道路挟んだ駐車場、少し離れた場所に公共駐車場があります。

施設情報

泉質サウナ露天風呂
酸性硫黄泉なし×打たせ湯
更衣室ロッカー駐車場レストランアメニティ
鍵なし(別途貴重品ボックス有)150台10時00分~16時30分シャンプー、ボディソープ、ドライヤー(千人風呂には無)
物産品Wi-Fi休憩スペース
営業時間千人風呂:7時00分~18時00分、8時00分~9時00分までは女性専用
玉の湯:9時00分~17時00分
料金大人(中学生以上)1,000円
小人(小学生) 500円
※貸しタオル、ソフトクリーム割引券付

入浴券の自販機が入り口にあります。料金が大人で1,000円と高めですが、タオルやソフトクリーム割引券が付いていること、また泉質や施設の広さを考慮した金額設定だと思います。

購入したチケットはフロントへ持っていきます。

その時にタオルとソフトクリーム割引券が渡されます。黄色のバスタオルは返却となりますが、フェイスタオルは返却する必要がありません。

宿泊施設を兼ね備えているため、施設内は非常に広いです。日帰り入浴する場合は、大浴場の千人風呂と男女別浴場の玉の湯、あとは飲食店や売店、休憩所を利用することができます。

ロビーにはベンチや顔ハメ看板があります。

顔ハメ看板の近くには、八甲田山から湧き出る木霊清水という湧水を飲むことができます。

施設内に入っていくと、休憩スペースとして御鷹々々サロンがあり、広い空間で各々ゆったりとできるスペースがあります。

自販機のそばには、畳が設置されているこじんまりとしたスペースもあります。

お食事所としては、喫茶ぶな林が施設の入り組んだ奥地にあります。

外に飲食スペースがあり、そば処の鬼面庵も外からアクセスできます。

入り口付近には売店があり、お土産品からアルコール飲料など、宿泊者向けの商品も並んでいます。

温泉情報

千人風呂前の光景です。更衣室のロッカーは鍵が備わっていないため、お財布などの貴重品は更衣室前の貴重品ロッカーを利用します。千人風呂は混浴風呂ですが、更衣室は別々となっています。

酸ヶ湯HPより

千人風呂はヒバ造りとなっており、大きな浴場が2か所あります。この温泉には体などを洗う場所やシャワーがないため、かぶり湯を体にかけてからお風呂に入ります。湯舟は2つあり、熱湯と四分六分の湯がありますが、四分六分の湯はやや高めの温度設定となっています。また、奥には湯龍という打たせ湯があります。

体を洗いたい場合は、男女別の温泉「玉の湯」に行く必要があります。

この更衣室にも鍵付きロッカーはないため注意が必要です。

酸ヶ湯HPより

玉の湯の浴槽は千人風呂のように大きくはないですが、それでも複数人入ることができる程度の大きさはあります。また、シャワーなどの洗い場が設置してあり、シャンプーやボディソープもあるので体を洗うことができます。

コスパ満足度は4 料金高めだけどタオルや割引券がついてお得感

歴史ある温泉で、宿泊施設を兼ね備えていますので、施設内はかなり広く清潔感にあふれています。

混浴風呂がありますが、女性専用の時間帯が設けられており、女性に配慮されています。また、男女別の風呂は混浴風呂に比べて人が少なく、穴場と感じました。売店や飲食店があり、単なる温泉施設というよりも、観光施設のように充実していますので、八甲田山に来た人は利用することに後悔はしないと思います。

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