2025年7月31日(木)にソニーのフルサイズカメラであるα7CⅡ・α7Ⅳ・α7RVが値下げとなりました。売れ筋のフルサイズカメラの価格を下げてきたので、購入する機会をうかがっていた人には朗報です。

値下げモデルと価格
型名 | 改定前価格 | 改定後価格 | 値下げ金額 |
α7R V(ILCE-7RM5) | 577,500円 | 533,500円 | 44,000円 |
α7 IV(ILCE-7M4K) | 405,900円 | 383,900円 | 22,000円 |
α7 IV(ILCE-7M4) | 383,900円 | 361,900円 | 22,000円 |
α7C II(ILCE-7CM2L) | 361,900円 | 339,900円 | 22,000円 |
α7C II(ILCE-7CM2) | 328,900円 | 306,900円 | 22,000円 |
値下げしたカメラは人気の3機種。価格はα7RVが最も大きく44,000円で、他は全て同じ22,000円です。α7Ⅳとα7CⅡが同じ値下げ金額なので、α7CⅡの方が割引率が高くお得になります。
キャッシュバックキャンペーンを利用すればさらにお得に

ソニーは季節ごとにキャッシュバックキャンペーンを実施していて、残念ながら夏のキャンペーンは7月28日に終了してしまいました。
ただ、秋には再度キャンペーンが実施されると考えられます。参考までに2024年は8月23日からキャンペーンが実施されているので、約1か月待つことができれば数万円のキャッシュバックを得られるのでおすすめです。
新機種の予兆か、他メーカーの影響か
最近価格の改定と言えば値上げでした。それはインフレや円安の影響を反映したものと考えられます。しかし、いまだその影響は収まっていない中での値下げとなると、色々と、邪推してしまいます。
まずは新機種を出すため値下げをして在庫を処分すること。α7Ⅳは発売が2021年12月であり、発売から3年と半年以上経過しています。また、α7RVも2022年11月発売で2年半経過しています。そのため新機種の発売サークルとしてはそこまでずれておらず、特にα7Vは様々な噂が飛び交っています。
そうすると今の在庫をある程度処分する必要があり、価格を下げたという理由が成り立ちます。ただ、α7CⅡは2023年10月発売でSonyカメラの売れ筋商品であり、他のカメラもまだまだ売れているので、新商品投入のためとは考えづらい所があります。
他の理由としては、競合カメラとの兼ね合いです。5月にnikonのZ6ⅢやZ7Ⅱが値下げを行っています。α7ⅣとZ6Ⅲは性能や価格が似通っていて、ライバルのような存在です。スペックだけ見れば連写性能や動画性能からZ6Ⅲの方が総合的に優秀でしたが、価格は高かったのでバランスが釣り合っていたところ、値下げを実施しα7Ⅳとほぼ同額になっていました。そういった他社との競争の結果、値下げを行ったのではないかと考えられます。
α7CⅡは発売してそこまで時間が経っているわけではないので、値下げ対象のカメラでは一押しのカメラです。