DJI MINI 5 PROが今年発売されるのではないかという噂がありましたが、詳細なリーク情報が出てきました。1インチセンサーに4k120pなど、Mini 4 Proから順当に進化しているようです。このリーク情報で分かったことと他のドローンを比較してみます。

リーク情報

- 超軽量で折りたたみ可能
- 1インチイメージセンサー、最大4K/120fps撮影
- 垂直撮影と225度のジンバルにより、より柔軟なカメラの動きが可能
- 高画質48mm中望遠モード
- 前向きLiDARによる夜間障害物検知機能の強化
- ランニング、サイクリングなどに最適なActiveTrack
- 飛行時間36分
目玉となる性能は1インチセンサーと4k120p、LiDARの搭載でしょうか。センサーが大きくなり夜間時の画質が向上し、障害物検知機能も強化されているので、低照度撮影がしやすくなっています。
高画質の中望遠モードはデジタルズームの性能がより上がったということでしょう。流石にカメラを2つMINIに搭載するとは考えずらいですし。
ジンバルも225度まで回るようになるので、映像表現の幅が増えるということですね。これが操作可能範囲のことなのか、機械的可動範囲のことなのかは不明です。
重量は不明で多くの国で規制の基準となる250g以上になるかどうかが焦点となります。日本では100gが基準となる数値なので関係ないですね。
Mini 4 Pro Mavic 4 Proとの比較
項目 | Mini 4 Pro | Mini 5 Pro | Mavic 4 Pro |
---|---|---|---|
カメラ/センサー | 1/1.3インチ 48MP 単眼 | 1インチ 単眼 | 4/3型 100MP Hasselblad+1/1.3型 48MP 中望遠+1/1.5型 50MP 望遠 |
動画上限 | 4K/60p HDR 4K/100p | 4K/120p | 6K/60p(広角) 4K/120p(広角/中望遠) |
機械的可動範囲? | チルト:-135°〜80° ロール:-135°~45° パン:-30°~30° | 225° | チルト:-164°~160° ロール:-90°~450° パン:-22°~22° |
障害物検知 | 全方位 | 全方位+前方LiDAR | 全方位+前方LiDAR |
最大飛行時間 | 34分(Plusで45分) | 約36分 | 51分 |
コントローラー | RC-N2 / RC 2 | RC-N2 / RC 2 | RC 2 / RC Pro 2 |
前モデルのMini 4 Proと今年5月に発売されたMavic 4 Proとのリーク情報の比較です。
全体的に性能は向上しており、Mavic 4 Proの小型版といったところでしょうか。大きなところと言えばやはりセンサーの大型化と夜間でも障害物検知が機能するようになったことでしょう。
Mini 4 Proも安くなり発売は近い?
Mini 4 ProがAmazonプライムデーなどで割引されていたことを考えると、次世代機の到来も近いのではないでしょうか。現行モデルの在庫をある程度処分し、新たなモデルを発売するというのはよくあることです。
ただ、さらなる機能が無いか気になる所ではありますが、夜間飛行や4k120pを必要としないならばMini 4 Proも十分性能の高い小型ドローンであり続けるでしょう。
